SPECIAL

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お久しぶりです、小松さん今日はありがとうございます。
では、いきなり聞いてしまいますけど、
小松さんにとって心が温まる事ってなんですか? 
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読書しているときかな。
やっぱり感動する話を読むと、心が温まりますよね。

- 今読んでいるもので、何か心が温まるオススメの本ってありますか?

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最近では『親の家を片づけながら』という本です。
お父さんとお母さんが亡くなって、
その遺品を整理することはとても大変なことでしょ。
でも、それと同時に自分の心も整理されていく……。
それが第二の親からの旅立ちってこと。
一回目は結婚する時に家から出ていく時に旅立つでしょ。
二回目は親の死を乗り越えた後で、
悲しいけれど必ず直面することだし。
詳しくはいえないから、ぜひ読んでみてください(笑)。

- 職業柄、本はかなりたくさん読まれていますか?

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だいたい4~5冊を並行して読んいでます。
お風呂入る時はこの本、ちょっとした時間が空いた時はこの本とか、
わりと時間あったらじっくりこの本とか、座る場所には絶対本を置いているから! 
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私もいろんな所に置いているけど、最近読んでないです……。
反省。あと、お風呂場で本を読む人も多いですよね? 
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私は半身浴をしながらゆっくり読んいでます!
半身浴に読書は最適なんです。

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そうそう、心が温まるといえば……、新聞の読者投稿の欄。
ああいう欄のテーマって、日常で“こんなことがあった”的な、
ささやかな幸せなんですよね。
そして、私の脚本の裏テーマも“ささやかな幸せ”なんです。 
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ささやかな幸せを感じることって大切ですよね。
本当に風が吹いただけでも幸せ感じることありますもんね。 
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いま人気の歌なんかも、歌詞を見ると
ほとんどがささやかな幸せを綴ったものでしょ。
やっぱりそこが基本なのかなと思います。
小さな幸せを宝物っていえる価値観をもつことが。 
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それって永遠のテーマだと思います。
私も「小さな幸せをもっともっと探せるようになったら、
さらに人生が楽しくなれるよ」ってよく言われますよ(笑)。 
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たとえば散歩の途中で見た何かに心を打たれたとか、
アスファルトに咲いている花に勇気づけられるとか、
そんなことでいいんですよね。 
- 心のゆとりが大切ですね。

- 話は変わりますが、お仕事をしていて、肩こりとかありますか?

- かなり肩こりです(笑)

- 小松さんなりの対策があったら教えてください。

- マッサージとストレッチは毎日してますよ。

- ストレッチは何分くらい?

- 半身浴終わった後に30分くらい、じっくりと。

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ストレッチは本当に大切ですよね。でも毎日なんてすごい!
普段仕事しているとき、足が冷えたりしませんか? 
- 仕事場は床暖房だから……、暑いくらい(笑)。

- 今、仕事はどんなペースでしているんですか?

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朝です。朝起きてすぐに4時間くらい集中します。
4時間が限度。それ以上すると頭が疲れてくる……。
集中しすぎて爆発しそうになる。
あまりにも集中、集中すると、
途切れるんじゃなくて、爆発です(笑)。

- そんなたいへんなお仕事の中でも、attame的なエピソードってありますか?

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やっぱり言葉ですよね、大事なのは。
ありがとうとか、うれしかったとか……、そういう言葉って本当に大事です。
簡単にいえば、道を聞かれて教えた時に「ありがとうございました」の一言を
言ってもらえただけで一日中、心が温かくなる。 
- 「ありがとう」って言葉、私も大好きです!!

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だから反対に、自分がされる時も同じ言葉を
相手にかけるという思いやりの気持ちが大切だと思っています。 
- 思いやりって大事ですよね~。

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普通、近い間柄なら誰でも思いやる事ってできるんだけど、
やっぱり品のある思いやりっていうのは、
離れていても、もしかして地球の裏側で何か起こっていても
その人たちに対して思いやる心が持てること。
そこを目指さなければいけない。
心をいかに距離を超えて飛ばせるか、時間を超えて飛ばせるかってこと。 
- すごく大切だと思います。地球の裏側まで飛ばせる思いやり。

- そういうのが台本の中にもあると、観ている人が共感もしてくれるんだと思います。

- やっぱり感動するシーンを描く時のポイントってあるんですか?

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それがね、仕事していて気づいたんですけど、
人は“人を思いやるシーン”で感動する。
いかに悲惨で可哀そうでも、それだけじゃ感動しない。
そういう人に声をかけて、
助けてあげる人を見た時に心が動くんですよ。 
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直接なにかがあった時よりも、
その後の人の優しさとかに人は涙するという事ですね。 
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そう、そうすると「よかった~」っていうのと
「自分もそうなりたい」っていうのとか……。
『一杯のかけそば』がまさにそう!
一杯をみんなで食べるシーンだけ見ても泣けないでしょ。
家族がお互いを思いやる優しさに泣くわけだから。 
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そういう見えない部分なんですね。
だから感動は偶然の中で生まれるってこと……。

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この前の『どんど晴れ』も大女将が死んだから泣くんじゃなくて、
それを悲しみ痛む気持ちを周りの人が持っていて、
そこに心を動かされて泣くんですよ。 
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思いやりに心が動かされるんですね。
今、病院でも笑いがすごく体にいいという事で
研究している先生方も増えているし、
そういう意味でも思いやりが凄く大切だと思います。 
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近くで困っている人がいたら誰でも助けてあげることができる。
でも遠く離れている人がそうなった時にいかに思いやることができるか。
そこまで心を飛ばせることが大切なんじゃないかなと思います。 
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そうですね。attameも日本から見えない、世界の人達に向けて
発信して行くものを作って行きたいと思います。
今日はありがとうございました!
小松江里子 脚本家。1990年「卒業」(TBS)で脚本デビュー。
続いて「若葉のころ」「青の時代」「Summer Snow」が
青春3部作として評判を博す。
「ママの遺伝子」「ブラザー・ヒート」「おいしいプロポーズ」、
NHK連続ドラマ「カルタクイーン」、月曜ドラマ「農家の嫁になりたい」など
作風は恋愛ドラマからホームドラマまで幅広い。
2007年のNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」も大好評。
ただいま2009年のNHK大河ドラマ「天地人」を執筆中。
Photographer:Yusuke Ikuta




